大事なことを忘れてた。大切なことを思い出した。

ERICO

わたしはずっと、私が幸せでいられる場所を探していました。


どこに行けば幸せになれるのか、何をすれば喜びに満たされるか。そんな漠然としたものをずっと追い求めていたのです。


今、わたしは日本を離れて過ごしているのだけど、そこで人生観が変わる出来事が起きていた。


わたしは昔から海外旅行が大好きでいろいろな国や場所に行ってきた。だから、日本の環境を離れることにも結構、慣れているほうだと思っていた。


でも、それはお門違かどちがいだったようだ。今、わたしは日本に帰りたくて仕方がない。


はじめてのカルチャーショック。はじめてのホームシック。


あんなに嫌だと思っていた日本。見慣れすぎてきていた日本。


人の目が多すぎて、いちいち何かを気にしすぎて、『ここは私のいるべき場所じゃない』とさえ思っていた日本。


今は、そんな日本が恋しくてたまらない。日本に帰りたくて仕方がない。


けれども今いる場所が、最悪かと聞かれるとそうでもない。


人はあたたかい、みんなサポートしてくれる。愛と優しさがここにもある。


だけど、だけどもわたしは…
わたしは帰りたいのだ。


楽園というものが、この世界のどこかに存在すると信じて、私はそれを探し求めていた。


わたしが何の迷いもなく、何のしがらみもなく生きていける場所、そんな楽園があるのだと信じていた。


でも、そんなものはどこにもなかった。


私の理想も期待もすべてが打ちくだかれた。そんな体験をしたのです。


私は、泣いてしまった。


自分のおろかさに、自分の未熟さに、自分の無知さに、くやしくなってね。


そんな、悲観的な体験の中でも、思わぬポジティブな変化があった。


私はこの出来事によって、精神的なブレイクスルーを体験することになった。


今まで気にしていたこと、誰かを許せなかったこと、何かを受け入れられなかったこと。


そういうものが、もう、本当にどうでもよく感じた。


自分が悩んでいたことや、許せなかった出来事が、本当に取るに足りないものだったと気づいたのだ。


どうしてわたしは、あんな小さなことで悩んでいたのだろう?


当たり前のものに囲まれて、人の優しさも愛もサポートも、当たり前にそこにあるものだと勘違いしていて、気づけなかった。


私は、ずっと愛されていて、恵まれていて、許されていて、そして、大きな豊かさの中にいた。


お金があるとかないとか、仕事があるとかないとか、人間関係がうまくいってるとかいっていないとか、気遣きづかってもらえているとか、そんなことでは計り知れないくらいの、とても大きな愛とゆるしの中にずっといたんだ。


ずっと、そうだった。私はずっと守られていたのに。


期待のうず、そして大きな葛藤の中にずっと身をおいていたものだから、自分の持って生まれたギフトも、自分の偉大さも、価値も見えなくなっていた。


こうしてほしい!ああしてほしい!もっとこうなればいいのに!!


ずっとそんな不満を抱えていたけど…
そんなことは、本当にどうでもいいことだった。


『この世の楽園』とは、どこかに存在しているのではなく、わたし自身のことだった。


わたしは、この試練の中でそう気づいた。思い出した。


甘かったです。恥ずかしいです。傲慢ごうまんでした。


生まれたときから、恵まれた豊かな環境があって、ずっとそれに胡坐あぐらをかいていた。


この気持ちを絶対に忘れたくない。


涙がでるくらいに、これまでの『当たり前』に感謝が溢れてくるのです。


その気持ちを忘れないように、ここに書き記しておくんだ。

𝙴𝚁𝙸𝙲𝙾☺︎

 

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