私の一番のファンは、私だ

ERICO

『ERICOさんって一体、普段ふだんは何しているんですか?』


クライアントに、不思議そうにそう聞かれたことがあるのです。


そういえば昔、スピリチュアルのスクールを運営していた時にも講師の1人に、そう聞かれたことがあるな。


今までの私は、普段のプライベートをあまり発信してこなかったからまわりの人から、不思議がられることが多いみたいだ。


私は友達も多くないし、ファッションとか流行りのものにも、ほとんど、興味がない。


プライベートで人に合うことは本当にめずらしいから、謎の人、みたいになってるのかもしれない。


私、普段は…ずっと制作しています。はい。


ずっとカフェにいて、ひたすら書いたりデザインしたりしてる。ほとんど毎日。


“そのわりにはあまり発信してなくない?”そう思う方もいるかもしれない。


うん、そうだと思う。だってね毎日毎日、制作しているけどその制作している中で表に出せるのは、全体の2割、3割だけなんだ。


そう、私の毎日は、意味がない。結果にならないことをしている。


何度も書いては消して、読んでは消して、修正、訂正、やり直し!!


完成したとても、どこか一箇所でも気に入らなかったらぜんぶボツにするのです


私のやり方は、本当に効率が悪い。時間がかかる。


自分の制作する作品やコンテンツに対しての理想が高すぎて、スケジュールは、超スローです。


こういう仕事の仕方は、きっとダメな例なんだと思う。


クリエイターとしても経営者としても、あまりよいスタイルではないと思っている。


でもね、私はこれでいいの。ここまで自分の仕事にこだわれる『私』が好きなのです。


ある意味、自分の仕事にいしれているだけかもしれないけど、まぁ、そうだとしても、別にいい。


これだけこだわって制作してもお客さまに刺さらないこともあるよ。売れないものもあるよ(笑)


そうなってくると、もう結構、笑い話なんだけどね。


でも、それでもいいの。私は、こういう自分が大好きなの。


クリエイターとしては制作して、ちゃんと世の中に出て売れるようにするまでが仕事なんだ、という話はよく聞きます。


そこまでできる人がきっと、優秀ゆうしゅうな人なんだと思う。そういう意味では、私はぜんぜん優秀じゃない。


優秀じゃないかもしれないけど私は、最高のクリエイターだと思ってる。なぜかというと、自分でそう思うんだ。


他の人がどう思うかは、まぁ、さて置きだけどね。    


私が、自分の作品を制作する一番の目的は、人に気に入ってもらうことや、買ってもらうことじゃない。


私の作るものはね、それがどんなものだとしても『アート』だと、私は思ってる。


“これからどうやって生きていこう”
“どんな仕事をしていこう”


色々と悩んだときにそんなことをふと考えたんだ。


そして、色々と考えた末、私は『アーティストとして生きたい!』そう思ったのね。


アーティストって一般的に芸術とか音楽で、自分を表現する人たちのことをイメージすると思うんだけど。


私は、現代においてはアーティストというのは、もう少し広い意味合いを持っているんじゃないかと思うんだ。


自分の思想や想いを表現して生きている人は、ある意味、みんなアーティストなんじゃないかな。


私の一番の目的は、自分の喜びを表現すること。


悲しみも苦しみも、私の喜びの一部。だからネガティブなことも何も隠さずに、自分を表現したい。


誰かに共感してもらったり、私のコンテンツを買ってもらうことも同じくらい大切なことだし、それも、同時に私がやりたいことだ。


でもそれは、自分がちゃんと”自分が表現したいもの”を作れているというのが前提にないと、私はダメなんだと思う。


正直、今のSNSを見ていると派手な言葉で、派手なマーケティングをすれば商品がバンバン売れてしまう。


私は、結構長い間、SNSマーケティングとかあとはスピリチュアル業界も見てきたし、自分も体験してきたから。


そういう世界の、良い部分も悪い部分もそれなりに分かるようになった。


派手なマーケティングで大衆の興味を引き付けて、商品を売ることも、悪いこととは思わない。それも、一つのビジネスの手法。


でも私は、そういうのが向いていなかったのだ。


売れるものが、作りたいのではなくて、本当に自分の喜びから生まれて、そして私に喜びを与えてくれるそんな作品を作りたいと思っていたから。


そういう気持ちが、売りたい、売れて欲しいという気持ちよりも強いんだよね。


でも、それって苦しいよ。すごく苦しい。


正直、売れるものなんていうのは、業界をそれなりにリサーチしてトライ&エラーを繰り返していけば結構な確率で、完成するんだと思う。


でも、私はそういうことには、今は興味が沸かないんだ。それよりも、自分を喜びに満たすものが何なのかを人生をかけて探求していきたい。


何かを新しく生み出すのって、出産するのと同じだなって思うのです。


子供を産む時、本当にワクワクしていた。


命を宿したことの喜び、命をはぐくめることの喜びを感じて、それは何にも変えられないし言葉に表せられなかった。


でも、産み出すためには楽なことばかりじゃなかった。


情緒は不安定になるし、体は大きくふくらんでいくし、運動しなさいって言われるし、でも、たくさん食べないといけないし


それで実際に産み出すときは本当につらかった!!!(自然分娩、42時間かかった)


それでも結局、最終的に残ったのは『喜び』だけだった。


私の普段の制作も、これと一緒なのだ。


一生懸命考えて企画して、作っては壊して、書いては修正してそれでやっと完成する。


完成したものを、そこからまた吟味ぎんみして、発信する、表現する、販売する。


そして最期に残るのは、やっぱり『喜び』だけ。


商品が売れているか、共感されているか、誰かの役に立っているかは、私にとってはそこまで関係ないんだよね。


そこに対して、あまりこだわりが無いからこそ自分のために細かいところまで、こだわれるのかもしれない。


でも、そうやって売れないものもあるから起業家とか、ビジネスパーソンとしては失格かもしれないね。


私がこだわるのは、お客様の満足度のためじゃなくて、私が喜びを感じられるかどうかなのです。


作ったあとに残る感情が喜びかどうか、ただそれだけ。


そこまでやっているから、私は、私が作ったものの一番のファンになれるのです。


私は、自分の書いた文章やデザインが、何よりも大好きなのです。


世界で一番美しいと思えるの。いつも惚れ惚れして見てるよ。(ある意味、親バカですね)


そう、そんな風にして今日も私は自分の言葉で、宝物を生み出していくんだよ。


毎日宝物を生み出して、そして、私自身も、この世界のたからものとして生きてる。


私の人生は、なんて幸せな人生なのでしょうか。

𝙴𝚁𝙸𝙲𝙾

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